2013年4月12日 ミーティングレポート
4月のミーティングレポートをお届けします。
担当は、まつおーじです。
今回参加いただいたのは
ゲストさん:トシオンさん(←超久しぶりです)
フレンドシップメンバー:ブラックスマーフさん、ZIGGYさん、たけさん
メンバー:GAAさん、サラームさん、まつおーじ
以上7名様でした。お疲れ様でした。
今回は、ミーティング前に「ファーストエイジ春の遠足」ということで、兵庫県立美術館で開催されている「超大河原邦男展」にGAAさん、サラームさん、まつおーじの3人で行ってまいりました。
行く前は少々なめてかかってたというか、まぁまぁ折角やしぐらいにしか思ってなかったのですが、なんのなんの。
あまりの凄さに3人とも圧倒されっぱなしで気が付けばあっという間に4時間たってまして、危うくミーティングに遅れるところでした。(っていうか実際はほんのちょっとだけ遅刻。)
ファーストガンダムの映画公開時のポスターの原画とか、もう鳥肌立ちまくり、目はウルウル感動の嵐です。原画のもつパワーというかたたずまいというかなんだろ?うまく表現できませんがオーラみたいなのを感じてきました。1/1の鉄製のスコープドッグはもう立体物としての迫力が半端なくて何時間でも眺めていられる感じでした。
平日で美術館ってこともあるのかな?そんなに混雑してなくてゆっくりいろんな角度から眺められて眼福でした。他にもたくさん魅力的な展示物がありますので近隣の方は是非行ってみてはいかがでしょうか。
さてさて、前置きが長くなりましたが個人発表いってみよー!
■GAAさん
作品名:マラサイ
使用キット:MGマラサイ
作者コメント:前回からの続き。バックパックの改造、シールドの新造をしました。現在進行度30%…。
サークルのコンペ、デカマラコンのDefine版マラサイです。空いた時間で少しずつですが着実に進めてられます。エライっ!
頭部はヘルメットの分割を変更、肩のスパイクはビルダーズパーツがサイズ的にバッチリ。バックパックは下半分の角度を変えてパーツ割り変更。タンクのステーみたいなのはプラ板で作ってゼンマイ式ペーパーででかい穴を開けてからいらないところをカット。盾は作ったほうが早そうなのでプラ板から作り起こし。設定画の縦の長さに2次元の嘘的なところがあり悩んだ結果上下の縦の長さを変えてある。肩アーマーの緑のパーツはたくさんあるネモのパーツとのこと。
まだ30%か…大変だ。普段、絵があったら形にはできるって言ってるだけあってどんどん形にしていってます。さすが!タンクのステーのところ、さらっと穴開けてからいらない所をカットって言ってましたが、自分ならいるところだけ作ろうとして四苦八苦してそう。半円を開けるときにいきなり半円を開けようとするのではなくて円を開けて半分塞ぐってやり方ですね。言いたいこと伝わってるかな?
こういうのは経験なんやろね。以前にプラ板で箱組大会した時もこんな話があったなぁ。
1ミリ厚のプラ板を使って断面が10ミリの正方形の箱を作るときに、おいらは10ミリ×2枚、8ミリ×2枚ってカットして作ったんだけど、9ミリ×4枚ってやり方もあって、こっちのほうが同じサイズのプラ板を4枚切り出せばいいのでバラつきが少なく精度出やすいのよ。
そういうのも経験というかちょっとしたコツみたいな気がしますね。
こういう引出しをいっぱい持ってるとサクっとプラ板工作ができんねやろなぁ。
あとパテの部分食いつきよくするためにナイフで傷を入れてるんだって。
さりげない会話の中で目から鱗的な小ワザが聞けるのがミーティングのいい所。
あっ、おいらもマラサイやらないとね。
■サラームさん
作品名:ガンプラケータイ(模型誌作例)
使用キット:ソフトバンクガンプラケータイ 1/100
作者コメント:パーツ構成上不自然な分割等をプラ材で修正しました。色の調合が難しかったです。
でました、作例でございますよ。しかも貴重なガンプラケータイです。これってフレームの一部が金属なんで重いんですね。外装パーツがもなか割りだったりして大変そうです。塗り分けも白だけで3色でしょ。んで青が2色、赤も2色、これだけで7色ですよ奥さん!もうぐったりしそうです。マスキングの手順考えるだけでも嫌ですね。まぁさっきの話じゃないけどマスキングも経験に左右されることが多い工程じゃないかな。関節の丸一モールドも、ついつい白を先に塗って底面の黒をどうしようか悩むところですが、黒を先に塗ってマスキングして白を塗ったほうが楽に綺麗にできるんですよね。最近の塗料は隠ぺい力も高いしね。質問したときは答えが出るまでかなり時間かかってましたが…。まぁあれだけ作例やってたらどうやったかって忘れますよね。貴重な物ありがとうございました。
■トシオンさん
作品名:フルアーマーユニコーンガンダム?
使用キット:フルアーマーユニコーンガンダム
作者コメント:めちゃひさしぶりにプラモさわってます。デストロイモードの全体バランスを見直して自分なりにカッコイイユニコーンを目指したいです。
超久しぶりに来てくれたトシオンさんです。おかえりー!
復帰でいきなり真っ白なのでプラ板かと思いきやキットで一安心です。(←ちょっと言い過ぎ)
デストロイモードにありがちな四肢のバランスの悪さというかそのあたりをいじられてます。
ユニコーンモードのバランスでデストロイモードをってことですよね。
デストロイモードになると四肢が長くなるし胸の幅も広くなるし…。
もも、すね、足首でつぼ1センチぐらい縮めてるそうです。長さ的にはいいんですが、その分膝パーツが飛び出て見えたり、スリッパが埋まって見えたりって突っ込みがありました。
1つ触ると芋づる式に次から次へとってパターンですね。
オイラ的には足首はあれぐらい埋まっててても違和感ないけどな…。最近のカトキさんの絵というか設定画のラインって裾がスリッパにかぶってる印象なんやけどなぁ。そう思ってるのはオイラだけかな?
自分の正解に向かって頑張ってください。また遊びに来てくださいね。
■ブラックスマーフさん
作品名:クシャトリア
使用キット:HGUC
作者コメント:バインダーにLEDを仕込んで光らせたいのですが色で悩み中です。チップLEDはハンダ付けが難しくてすぐ断線しますね…。
コジマ塾でのコンペ、女子コン用のクシャトリアです。静岡ホビーショーで展示できるように頑張ってられます。赤、青、白、緑、オレンジ、電球色のLEDを持ってきてどれがいいかみんなで相談。すぐ横のパーツ(バーニア?ビーム砲?)がオレンジなのでオレンジにするとくどい気がするし、挿し色がオレンジやから喧嘩するかな?白が無難やけどホビーショーで実物展示やから派手な方がいいかな?とか色々悩んでました。難しいとこですよね。横のパーツがあるともうちょっとまとまったかもですね。でも、自分の中である程度正解があって結局そこに戻ってきそうな気がするんやけどなぁ。背中を押して欲しいだけというか、女性の買い物的な自分の中では決まってるけど、これとこれどっちが似合う?みたいな…。
悩んでる時間も楽しいもんで…ってそんなに悩んでる時間無いんでしたね。
光らせる透明パーツはアクリル板だったかな?を三角に切ってメタルックを貼って集光と光漏れを防いでます。仕事はさすが、きっちりしてます。電池ボックスに、わにぐちクリップ付けLED差し替えたりするところがブラックさんらしいなぁなんて。オイラならボタン電池にマスキングテープで直付けだもんね。そういうとこ性格でるわ~。
チップLEDのハンダ付けってやっぱり難しいんやね。
そう思うと12月の工作会でさたまみくんがサクってハンダ付け実演してたけどあれってやっぱり凄かったんやって再認識。ちなみに実演はこんな感じでした。
チップLEDに群がるオヤジ図
■ZIGGYさん
作品名:αアジール / リガズィ / ジェガン
使用キット:ガンコレ / HGUC / HGUC
作者コメント:前回に続き、静岡ホビーショーコジマ塾展示(女子コン)用作品です。
あと1ヶ月しかありません。けっこー焦ってます。
アルパは前腕のライン改修、ツメ大型化、フェイス改修etcを経て、スジ彫りetcのディテに移ってます。ゴチャメカ作るのは苦手&ABSの性質に手を焼いてます。
こちらもSHSに向けての女子コン用ですね。いいなぁ~、うちらはいつになったら行けるのでしょうか…。αの塗装はIPA(イソプロピルアルコール)、ガソリンの水抜き剤で剥がしたそうです。IPAはプラ材へのダメージが少ないんですよね。オイラはABSをうすめ液に漬けてえらいことになったことがありますが…。んで、このαもZIGGY節炸裂というか、各パーツの形状見直しやディテールアップが流石とうならせてくれます。肩に嵌ってるピンク色のパイプ、多分編み棒だと思うんやけど、これがパーツ分割のど真ん中にあってパイプも分割されてるんですが綺麗に円があってるのでブラックさんがやり方を根掘り葉掘り聞いてました。「ようそんなん綺麗に合わせんなぁ~」って…。あと1ヶ月頑張って!
リガズィは前回ウエストの太さを指摘されてたんですが結局修正はしなかったそうです。
脇腹の」グレーのパーツの段差の位置がもう少し上なら良かったんだろうけどってご自身で言ってました。頭が前後にかなり延長されてたり、拳がエポパテ削り出しだったりと見応え満載です。いつもながらスジ彫りとデカールの使い方が小気味いいです。う~ん流石!
ジェガンはオイラへのプレッシャーかな?はよ作らんかい!ってことですよね。すんまそん!このジェガンもカッコよろしいです。オイラ的には腰周り、股間軸周辺のディテールの入れ方にやられました。HGUCで股間軸のパーツにディテール入れてるのってあんまり見たことなかったし外装パーツからの繋がりとか、いい感じです。スジ彫りも相変わらず細く綺麗なんですがいろいろチャレンジされてて、肩のスラスターの塗り分けのところ、ボディー色と黄色の境目にスジ彫りを施されてます。塗り分けを綺麗に&別パーツ感を出すってことなんでしょうけどまだまだ上を目指すというか挑戦してるのも流石です。
■たけさん
作品名:『女子コン フラット』
使用キット:1/144 フラット
作者コメント:足を4ミリ延長して股間軸を3ミリ詰めました。
顔はしたを1ミリ切って上を1ミリ延長、中心に2ミリ延長しました。
あとは肩アーマーと腰アーマーを小型化していくつもりです。
これまた女子コン用です。皆さん静岡に向けて一直線です。うらやましい…。
ずんぐりむっくりというかモサッとした体型がスラッと今風なプロポーションになってます。
胸のパーツを作り直したり頑張っておられます。
首の角度を変えたりして鎌首をもたげるコブラみたいなプロポーション?ですね。
面白い形の機体だな。胸の自作したところ、ディテールとか大変そうです。
たけさんの中には着地点というか人型を外したイメージってのがしっかりあるようなので、それに向かってがんばって間に合わせてくださいね。
■まつおーじ
作品名:あんこうチーム / アヒルさんチーム
使用キット:PLATZ 1/35Ⅳ号D型 / finemolds 1/35八九式中戦車甲型
作者コメント:あんこうチームできました。調子に乗ってデカールの段差消しとかしてたら気が付けばデカールよれてました。アヒルさんチームはあっという間にできました。が、詰めが甘くて接地性が悪くなっちゃいました。校章のデカールの中間色のところのドットが目立つので悩んでたら、とあるお姉さまから「塗らんかぁゴラァ!」と圧を頂いたのでエナメルで塗りました。(水色のとこね)
あんこうチームの側面の予備履帯、実機とアニメ設定では枚数が違うんですが、増えたぶんの取り付け部をちゃんと加工してなかったので、いざ着けようとするとうまく着けれませんでした。取り付け部をタガネで削ったりいろいろしてたら他のところに傷を入れてしまい、傷入った所をまた削って塗装し直してと相変わらずどんくさいというか詰の甘い作り方してます。あんこうチームの転輪は一度失敗して見るからに歪んでたのでやり直したので割とピタッと接地するんですが、アヒルさんは見た目はそんなに歪んでなかったのでチェックせずに履帯つけちゃったらダメでしたね。机に置くとガタガタします。こういうところは経験不足ですな。装備品はどちらも塗ってから貼り付けてます。接着後の筆塗りは苦手です。
あんこうさんのデカールは綺麗な色をしてるんですがアヒルさんの方は中間色がドット表現になっててちょっと残念。で、このドットが肉眼で見える?気になる?って気になったので皆さんに見てもらったら「あ~見える見える」ってあっさり。オイラはルーペかけないと見えないんですけどね…つ、つらいぜ老眼。
ってことで個人発表は以上です。
お付き合いありがとうございました。
さてさて次回のミーティングは
5月10日(金)18:00~からです。
皆さんの参加お待ちしてま~す。
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